心の問題

シングルマザーは老後が孤独?寂しくならないために対策を考えた!

4歳の娘と実家で暮らすシングルマザー、モリベユリです。

先日こんなツイートをしました。


今の私は子どもと遊ぶのが楽しいし、仕事ももっともっとがんばりたい!

恋愛なんて全く興味がわきません。

でも婚活・恋活に熱心なシンママさんが結構いらっしゃるんですね。

調べてみると、「今恋愛したくてたまらない!」のではなく、「パートナーがいないまま老後を迎えたら孤独になってしまう…」という不安から婚活に励む方が多いようでした。

老後の孤独か…

 

シングルマザーが老後に孤独を感じる原因は?

シングルマザーが老後に孤独になる原因は何でしょう?

「パートナーがおらず、子どもは独立し、友達もいない」

この状態がそろったときに孤独を感じるシングルマザーが多いでしょう。

もしくは友達がいたとしても「家で一人で暮らすのは孤独」と思う方もいるかもしれないし、孤独を感じる度合いは人それぞれ違いますね。

 

シングルマザーが老後に孤独を感じないために今からできる対策は?

シングルになって必死に育ててきた子どもが独立。

これは本来とても喜ばしいことですよね。

でも子どものこと“だけ”考えて生きてきたとしたら…燃え尽き症候群になって急激に孤独を感じるのもわかる気がします。

 

ならば子どもが独立したとき燃え尽きないよう、今から打てる対策は打っておきましょう!!

 

子育て中から人に頼るクセをつける

子育て中の今の段階から、ガンガン人に頼るクセをつけておきましょう!

今の育児の大変さも軽くなるし、先々の老後を共に楽しく過ごす仲間も見つけやすくなります。

 

シングルマザーになって「一人でがんばらねば!!」と自分を鼓舞する方も多いと思います。

でも、なんで一人でがんばらないといけないんでしょう?

昔は大家族で、複数の大人たちが子どもの面倒を見ることも少なくありませんでした。

シングルになったからといって、たった一人で子育てに奮闘しなければならないわけじゃないんです。

肩ひじ張らずに人に頼っちゃいましょう!!

かく言う私もこんなこと↓考えてるときもあったんですけどね…

私の場合両親が健在なので今は実家で暮らしています。

でも実家が遠方だったり、両親がすでに亡くなっていたり、健在でも不仲だったり…

いろんな事情で頼れない方も多いでしょう。

また老後の仲間づくりという観点で考えると、両親以外に頼れる人を見つけておく方がいいですね。

同じ境遇のシングルマザーが近くにいたら、お互い困ったとき(自分が風邪を引いたり急な仕事が入ったり)に助け合うことができます。

最近ではシングルマザー専用のシェアハウスなどもあるので、一人での子育てにすでに孤独を感じている方にもおすすめです。

 

複数の大人が子育てに関わることは、親の孤独感解消だけでなく子どもにとってもいい影響があると私は考えています。

人は一人ひとり自分の価値観を持っているので、子育てにはその価値観がモロに反映されます。

良くも悪くも…

自分にとっては自分の価値観が“普通”ですが、それが子どもにとっていい影響を与えるかどうかはわからない。

でももし子どもに複数の大人が関わっていると「この人はこういうことで叱るけどこの人は違うな」など、人によって考え方は違い正解はないということを、暮らしを通して伝えていけるのです。

 

だいぶ話がそれました、老後孤独問題に戻しましょう(笑)

子育て多忙期から人との関わりをもつことで、子どもが独立してからも孤独になるのを防げます。

子どもの年齢が近ければ、お互いの子どもが独立した後一緒に遊びに行けますし、そのとき共通の思い出話ができたら素敵ですよね。

 

パートナーを作る…?

「いくら友達がいたって、子どもが独立したら家で一人!それが孤独!!」

と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方はやはり、人生の伴侶、パートナーがほしいですよね。

シングルマザーのパートナー探しで一番重要なのは、やはり子どもの気持ちでしょう。

お子さんによっては「ママが自分以外に目を向けている!」と拒否感を持つこともあるでしょう。

再婚してほしいか、再婚は嫌だけどお付き合いだけならいいか、お付き合いもしてほしくないか…子どもとコミュニケーションをとって把握しておく必要があります。

また幼いころ考えていたことも成長につれ変化するものですので、この確認はマメに行った方がいいですね。

 

私自身は再婚にもパートナーを作ることにも興味がないのですが、ネットでこんな文章を見つけてドキッ。

娘一人を連れての離婚でしたが、49歳の時に今の夫と出会い再婚しました。
まだ大学生の娘にとって、『母の再婚』がどうなのか・・複雑な思いもあったかもしれませんが、
私の実母が離婚後ずっと一人を貫き、それが逆に重いと感じていたので、将来娘の負担になりたくないと、
あえて再婚する道を選びました。

もちろん、今の主人が娘を大切に思う人物であった事が再婚の決め手です。
母親一人よりもさらにもう一人娘の味方になってくれる人がいること。
また私の再婚により、娘が母の行く末を気にすることなく、自分の幸せを考えられること。
娘の将来の結婚に母が重荷になることは避けたい気持ちが強かったです。(後略)

引用:読売新聞発言小町

 

私は自分がしたくないから再婚しない選択をしているわけですが、もしそれを娘が重荷に感じたら…それは困る!!

これは常日頃から「お母ちゃんは今十分幸せだから、あなたも自分の幸せを一番に考えて」と伝え続けるほかないですね。

 

もし今「本当は再婚したいけど子どものためにひとりでいる」とあなたが考えていらっしゃったとしたら、果たして本当にその選択が子どものためになるのか?

むしろ重荷になってしまわないか、見極める必要があります。

繰り返しますが、子どもによって考え・感じ方はそれぞれ違うので「これが正解!」という結論はありません。

その家庭での正解を都度探っていくしかないんです。

自分の気持ち、子どもの本音と向き合っていきましょう。

(私も子どもが「本当はお父さんほしい」と言い出したときにどうすべきか、ずっと考えています^^;)

 

“ひとり”でも、目指すものがあれば孤独じゃない

シングルマザーが老後に孤独を感じないためにどうすべきかを考えてきましたが、極論シングルじゃなくても伴侶に先立たれたら一緒です!!(元も子もない)

そう考えると物理的に一人かどうかより、「孤独を感じてしまう生活になるかどうか」が問題じゃないでしょうか?

 

厚労省の「老後2,000万円問題」に端を発し、定年がない時代に入っています。

生涯をかけて熱中できる仕事や、情熱をかけられる活動を見つけて打ち込みましょう。

「孤独…」なんて感じる隙もないぐらいに!

「子どもを育てるのに必死で、自分の好きなことなんてもはやわからない」という方、普段と変わらない生活を続けていては見つけようがありません。

  • 出向いたことがない地域の趣味サークルに参加してみる
  • 今まで手に取らなかったジャンルの本を読んでみる
  • 仕事や趣味に活かせる資格を取ってみる
  • ボランティアの活動をしてみる
  • オンラインサロンに入ってみる

などなど、自分の世界を広げる方法は無限にあります。

いろいろ試す中で「これ!」と感じることに出会えるものですよ。

 

本来子どもの独立は喜ばしいこと。

孤独を恐れたり寂しく思っていては、せっかくの人生がもったいないです。

老後は子育て期にできなかったことも楽しんで、子どもに心配されないアクティブばあちゃんになりたいものです\(^o^)/