育児のあれこれ

子どものマネーリテラシーはどう育てる?4歳児へのお金の教育

4歳の娘を実家で育てる出戻りシングルマザー、モリベユリです!

幼児を育てるお母さん・お父さん、お金の教育って…どうしてますか?

先に言っちゃいますが、今回の記事は読んでも何の解決にもなりません!!どーん

私が現在進行形で悩んでいる

  • 子どものマネーリテラシーをどう育てていくか?
  • ↑そんな大げさなことじゃなくお小遣いどうするよ?
  • そもそもお金のことってどう教えりゃいいの…

といったことに関して、

頭を抱えていること、現状どう教えているかを(恥&無知の忍んで)ツラツラ書いていこうと思います。

 

お金の教育、考え出したきっかけはゲームセンター

我が家は日曜日、近くのショッピングモールによく行きます。

3歳になったあたりから、ゲームセンターの幼児用の乗り物に乗りたがるようになりました。

アンパンマンのメリーゴーランドみたいな、1回100円か200円で乗れるアレ。ものによっては300円。

乗ってる姿がかわいいあまり(親バカ)ついつい乗せていました。

しかしそれがいつの間にか行ったら必ず乗る習慣に。

「1回だけ」という約束でほぼ毎週末乗せていたのですが…

1回200円として月に4回乗ったら800円。

単純計算で年間9,600円

たまに遊園地やテーマパークに行って乗るならまだしも、毎週のように(1,2分で終わってしまう!)乗り物にこんなにお金使うのってどうなの!?

 

「お金の教育!」と思ったら、裏目に?

ある日曜日。

いつものように「乗り物、乗る~!」と言い出した娘(当時3歳)に私はこう言ってみました。

「娘ちゃん、あの乗り物に乗るのはね、200円かかる。100円2枚いると。
すぐ終わってしまうのに200円。
この200円でさ、お菓子買ったりガチャガチャしたりもできるんよ?
今日も乗り物に使う?」

すると娘は嬉々としてお菓子を選択しました。

駄菓子屋に行ってこまごましたお菓子を買い、おやつの時間に大事そうに食べる娘。

「乗り物だとあっという間に終わっちゃうけど、お菓子はゆっくり楽しめていいね」と話しかけるとニコニコ。

ちゃんと価値を感じられるものか考えてお金を使う、というのが少しはわかったかな?と思っていました。

 

で、先週の日曜日。

「今日はガチャガチャがいい」というのでガチャガチャが大量に集められている(親にとっては恐怖の)スペースへ。

「これ!」と言ったのがキティちゃんのおもちゃで、1回300円。

(これに300円?サンリオ価格…)

と思いつつ、1回だけだよ?他は何も買わないからね?と約束してガチャガチャをやらせました。

その後母とバトンタッチし、私は自分の買い物に行きました。

30分ほどしてお昼ごはんの時間になり、合流すると…

娘の手には駄菓子屋のお菓子が!!

「ガチャガチャやったけんもう何も買わん約束やったやん!!」と言うと

「掴んで離さんやったとよ~」と母。

ばーば、孫に甘し。。

これではお金の使い道を娘が自分で選択していることにはなりません。

ただ娘の衝動的な欲求に、その都度応じてしまう母とばーばになってしまいました…。

 

「お小遣い」の是非

そもそもショッピングモールに行く度お金を使わせていたのが間違いでした。

(事の発端である乗り物の習慣化が悔やまれる…。)

何もしていないのに自動的にお金がもらえるって、大人になったら考えられないことじゃないですか?

働いて、価値を生み出すことでお金が得られるのに。

そう考えると毎月決まった額のお小遣いを渡すって、かなり不思議な制度ですよね。

小学生ぐらいになったらお小遣いをあげる派、あげない派と家庭によって分かれてくるかと思いますが、今のところ私はあげない方向でいこうと考えています。

だから早いところ今の習慣を解消しないと…

 

ちなみに小学生の7割強がお小遣いをもらっていて、金額は500円が最も多いそうです。

(参照:金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度」

…やっぱり4歳児に週1で200円は多すぎた…。

 

お手伝いに対してお金を渡すか否か

「毎月決まった額のお小遣いを渡すことはしてない。でも家のお手伝いをしたらそれに応じてお金をあげている。」

という話もよく聞きます。

これも賛否両論ありますよね。

 

反対派は「子どもも家族の構成員として、家のことをするのは当たり前。“手伝う”という発想が違う。当たり前のことをしているのにお金がもらえるのはおかしい。」という意見。

私が子どもの頃「お手伝いしたらお小遣いもらえるようにしてよ」と母に交渉したことがあるのですが、↑この理由で断られました。笑

 

一方賛成派は「働いたことで報酬を得るという体験を、まず家庭内で経験させられる。」という考えでしょう。

また、家事代行を頼む家庭もありますから、家事だって報酬を支払われるべき労働、と考えるのもおかしくはないですね。

(この場合家事は基本親がやるもの、という発想なのでそこが反対派と一番違うところかも)

 

私は、どうでしょう…悩ましい。どちらも一理あるからな~><

無条件に幼児に200円渡してガチャガチャさせるより、お手伝いさせてお金渡す方がマシかな?とも考えましたが、そんな消去法みたいな考えじゃダメですよね…

 

家庭によってさまざまなお金の渡し方

私自身は現状ブレブレな教育なので、ネット等で見聞きしたことがある子どもへのお金の教育方法を紹介していきましょう!

メルカリで不用品を売る

子どもの成長によって、使わなくなるおもちゃが増えていくもの。

そこで使わなくなったおもちゃを手放し、メルカリに出品して発生した利益をお小遣いにされている方がいらっしゃいました!

メルカリの仕組みを教えたうえで値付け・説明文も自分で決めさせるそうです。

子ども自身にいるかいらないかを判断させて、それを売る方法を教えることで、

  • 今そのおもちゃが必要か不要なものかを自分で考えることができる
  • 手数料、送料など仕組みを理解し、利益を残す計算が身につく
  • 物の価値が変動することを理解する
  • 説明文、売り文句など、売る工夫をするようになる

などなどメリットは多そう!

ただ親の負担も多そうですね…

出品作業は親が代わりにしないといけないし、梱包・発送とかも、なかなか手間ではあります^^;

お金の教育、なかなか大変><

 

プレゼンに通ったら買ってあげる

現金の話ではないですが、物を買い与える際の基準の話です。

私の友人がブログに書いていました。

彼女の息子さんが欲しいものがある場合、なぜそれが必要か、それでなければならない理由などをプレゼンさせ、納得できる内容であれば買ってあげるそうです。

友人のブログはこちら▶子供の「これ買って」はどうする?◀

(↑プレゼンが成功し超高額カメラを買ってあげたけど、息子さんはカメラの腕をあげて収入を得ているんですって!!是非読んでほしい!!)

自分にない発想だったので目からウロコでした。

さすがに4歳にいきなり実践は難しいかもしれませんが、もう少し大きくなって「これ買って~」と言うようになったら取り入れたいと思います!

 

子どものマネーリテラシー、の前に…

子どものマネーリテラシーをどう育てていくか、お金の教育をどうしていくかというお話でしたが、その前に親である私の勉強不足をつくづく実感しました。笑

子どもに教える前に、というか一緒に、私も勉強していかねば…

まずは手頃な本でも買って、学びます。

みなさんは子どものお金の教育、どうしてますか?